NY金:反落で1303.4ドル、米早期利上げへの警戒感で売り優勢

2014年3月27日 07:01

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記事提供元:フィスコ


*07:01JST NY金:反落で1303.4ドル、米早期利上げへの警戒感で売り優勢

NY金は反落(COMEX金4月限終値:1303.4 ↓8.0)。ウクライナ情勢をめぐる過度な緊張は緩和したとの見方から、安全資産としての買いが後退、一方、この日発表された米国の2月耐久財受注の上振れを受けて、早期利上げの可能性への警戒感から売りが強まり、1314.5ドルから1300.9ドルまで下落した。

ウクライナ情勢に関しては、今回のG7緊急首脳会議や米国・欧州連合(EU)首脳会議では、ロシアに対して警告だけにとどまり、新たな追加制裁まで踏み込まなかったことが緊張緩和の見方になっているもよう。米2月耐久財受注は、前月比+0.8%の予想に対して+2.2%となった。次の中心限月となる6月限は、高値が1314.4ドル、安値が1300.8ドルとなり、1303.4ドルで引けた(前日比8.0ドル安)。《KO》

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