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Microsoftが同社の機密情報を守るため無断でHotmailにアクセスしていた
Microsoftが「機密情報の漏洩」を阻止するため、あるユーザーが使用していたHotmailアカウントに不正にアクセスしたことが報じられている(CNN.co.jp)。
発端は、Microsoftの元従業員がソフトウェアのソースコードをあるブロガーに提供したこと。これを知ったMicrosoftはそのブロガーが使用していたWindows Liveアカウントにアクセスし、そのメールやインスタントメッセージを調べたという。その結果、ソースコードを漏らした元従業員は特定され逮捕される事件になったという。
これは、Hotmailユーザーのプライバシに関連する情報をその運営元であるMicrosoftが無断で閲覧したということになり、その是非が問われるが、Microsoft側は利用規約に「緊急時に同社がこの種の調査を行うことに同意する旨の規定」があるとしてその正当性を主張している。さらに、それらの情報を保存しているサーバーは同社の財産であり、十分な証拠があれば裁判所の許可なしでその情報を閲覧してもよいと主張している。
いっぽう、「ユーザーの個人情報はユーザー本人ではなく、Microsoftの所有物であると同社が考えている」との批判の声も上がっている。
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