『太陽がいっぱい』ハン・ジヘを救うために欺くユン・ゲサンの悲しい仮面

2014年3月20日 23:03

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KBS 2TV月・火曜ドラマ『太陽がいっぱい』で、ユン・ゲサンとハン・ジヘの真実をめぐる悲しい葛藤がお茶の間の視聴者を泣かせた。

KBS 2TV月・火曜ドラマ『太陽がいっぱい』で、ユン・ゲサンとハン・ジヘの真実をめぐる悲しい葛藤がお茶の間の視聴者を泣かせた。[写真拡大]

 KBS 2TV月・火曜ドラマ『太陽がいっぱい』(脚本:ホ・ソンヘ/演出:ペ・ギョンス、キム・ジョンヒョン/製作ドリームイーアンドエム)で、ユン・ゲサンとハン・ジヘの真実をめぐる悲しい葛藤がお茶の間の視聴者を泣かせた。

 今月18日に放送された第10話で、ヨンウォン(ハン・ジヘ)はセロ(ユン・ゲサン)が自分とベル・ラフェアを相手に詐欺を働いた事実を知り衝撃を受ける姿が描かれた。ヨンウォンはセロにだまされた恨みで彼のほおを打ち、セロも彼女に対していっそうつらく当たり、視聴者を悲しませた。

 現在ヨンウォンは自分が知るイ・ウンスがチョン・セロではないかと思う不安を抱いている状況。セロは自分の寃罪を晴らすことよりもすべての事実を知った場合のヨンウォンが心配になり、いっそ詐欺師の仮面をかぶり続けることを選んだ。

 特に、ヨンウォンが「私があなたの計画どおりに動くたびに喜んでた?」という質問に「計画どおりにいかなかった」と自白したセロだが、すぐに冷たく態度を変えて「ずっとだまされてくれたらいい」と彼女を突き放した。これはヨンウォンがこれ以上傷つかないことを望むセロの配慮と愛情による大きな試練だった。

 こうしてセロとヨンウォンには、時間の流れが“毒”として作用している。二人には無視できない“真実”という巨大な障壁が横たわっているだけに、二人の擦れ違いによってロマンスがどう続いていくかに好奇心が集まっている。

 放送直後、視聴者たちは「セロがウジンの納骨堂を訪ねて行った場面が本当に悲しかった」「ヨンウォンが自分の父がウジンを殺したという事実を知ればどうなるだろうか」「二人に近づいた運命がとても残酷」「いつさく烈するかも知れない時限爆弾のような真実、本当に恐ろしい」等の大きな反響が上がっている。

 この日の放送ではガンジェ(チョ・ジヌン)がダイヤモンド鉱山業者のFLジェムストーンの所有主ピルド(チョン・ウォンジュン)とテオ(キム・ヨンチョル)と手を握ると宣言し、セロとジェインにも背を向けることになるのか不安をかきたてている。

 清く堂々と良心的に生きたいと願うがゆえにさらに傷つくことになるユン・ゲサンとハン・ジヘの今後が見られる『太陽がいっぱい』は来週月曜(24日)夜10時より第11話が放送される。(翻訳:中島礼子)

※この記事は재경일보提供の記事を日本向けに翻訳・編集したものです。

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