テラResearch Memo(5):症例数の増加、ブランディング、新規がん抗原の実用化が既存事業拡大の鍵に

2014年3月17日 16:25

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記事提供元:フィスコ


*16:26JST テラResearch Memo(5):症例数の増加、ブランディング、新規がん抗原の実用化が既存事業拡大の鍵に

■成長戦略

(2)既存事業の拡大

同社<2191>は既存事業に関しても引き続き拡大を目指していく。既存事業での注目ポイントは以下の4点が挙げられる。

●新規医療機関の開拓推進、細胞加工業の事業化

樹状細胞ワクチン療法の契約医療機関数を拡大し、症例数の増加を目指していく。また、再生医療の規制改革のなかで目玉の1つとなっている細胞加工業の事業化に関しても、同社では収益性を勘案しつつ検討を進めていく考えを示している。ただ、細胞加工業を事業化するためには、設備投資資金がかかることもあり、同社では「バクセル(R)」の承認取得を経営の最優先事項としている。

●認知拡大に向けたブランディングの推進

患者・医療従事者に向けたマーケティング活動として、テレビなど各種メディアを使って、今まで以上に積極的な取り組みを行い、認知度の向上に結び付けていく。「バクセル(R)」や新規免疫療法である「ZNK(R)細胞免疫療法」などの認知度向上によってブランディングを強化し、樹状細胞ワクチン療法の先駆者として業界での圧倒的なポジションを確立していく戦略だ。

●新規がん抗原、新規免疫療法の実用化を推進

現在、長崎大学病院で臨床研究中の「ZNK(R)細胞免疫療法」や各大学で臨床研究を行っている各種がん抗原の実用化に向けた取り組みを継続していき、今後の収益化に結び付けていく。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤譲)《FA》

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