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USS Research Memo(8):良好な経営環境を受けて今期決算は上振れの公算も
*18:03JST USS Research Memo(8):良好な経営環境を受けて今期決算は上振れの公算も
■今後の見通し
(1)2014年3月期見通し
USS<4732>が発表した2014年3月期の連結業績見通しは、売上高が前期比3.5%増の65,450百万円、営業利益が同5.1%増の30,800百万円、経常利益が同4.9%増の31,350百万円、当期純利益が同3.3%増の18,950百万円と従来計画を維持した。ただ、前述したように第3四半期(2013年10-12月期)までの進捗状況は会社想定を上回るペースで推移しているほか、1月以降も消費増税前の駆け込み需要で新車販売が好調に推移している。オークション市場も同様に好環境が続くと見込まれることから、会社計画を上回る公算が大きいと弊社ではみている。
会社側の通期計画の前提数字を見ると、出品台数は前期比2.6%増の2,257千台、成約台数は同4.3%増の1,465千台となっている。この前提数字から試算すると、第4四半期(2014年1-3月期)の出品台数は前年同期比3.3%増、成約台数は同9.6%減となる。
しかしながら実際には、1月の出品台数が前年同月比21.4%増、成約台数が同18.9%増と好調を持続している。オークション開催日(曜日)の関係で開催回数が3回多かったこともあるが、曜日を合わせたベースで見ても出品台数が13.8%増、成約台数が11.7%増となった。このため3月までは、それぞれ10%台の伸びが続く可能性が高いとみられる。1台当たり手数料が第3四半期並みで推移すれば、オークション事業の通期売上高は会社計画を上回る見通しだ。
同様に中古自動車等買取販売事業やその他事業も会社計画を若干上回るペースで進捗しており、市況に大きな変化がなければ、通期も上振れする可能性が高いとみられる。以上から、2014年3月期の連結業績は会社計画に対して、売上高で2,000百万円、営業利益で1,600百万円程度上回ってくるものと弊社ではみている。
なお、2013年8月にオープンした名古屋新会場は、当初の想定通り出品台数が旧会場と比較して1,000台/回程度の増加となっているもようだ。直近2月の出品台数は9,000台前後に拡大している。新会場の収容能力は12,000台程度と余力は十分あるだけに、繁忙期の3月に向けて一段の増加が期待される。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤譲)《NT》
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