MS、深刻度「緊急」の2件を含むセキュリティ更新を公開

2014年3月13日 11:56

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 日本マイクロソフトは12日、WindowsやInternet Explorerのセキュリティ情報と更新プログラム5件を公開した。そのうち2件は最大深刻度が「緊急」で、脆弱性を悪用されると攻撃者によってパソコンが制御される可能性がある。同社はできるだけ早期に更新プログラムを適用することを呼び掛けている。

 最大深刻度が「緊急」の1件目「MS14-012」は、Internet Explorerに存在する18件の脆弱性が含まれる。これらの脆弱性は、ユーザーがInternet Explorerを使用して特別に細工されたWeb ページを表示すると、リモートでコードが実行される可能性がある。

 「緊急」の2件目「MS14-013」は、Windowsの脆弱性1件で、特別な細工がされた画像ファイルをユーザーが開いた場合にリモートでコードが実行される可能性がある。

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