NY原油:続落で97.99ドル、米国の戦略備蓄放出の方針を受けて売りが強まる

2014年3月13日 07:00

印刷

記事提供元:フィスコ


*07:01JST NY原油:続落で97.99ドル、米国の戦略備蓄放出の方針を受けて売りが強まる

NY原油は続落(NYMEX原油4月限終値:97.99 ↓2.04)。中国の経済、金融システムへの懸念、米国の在庫統計発表に絡む思惑により、通常取引開始前から売りが先行しており、通常取引は前日終値(100.03ドル)を下回って始まり、99.14ドルが高値となった。

その後、米エネルギー情報局(EIA)が発表した週報(週次石油在庫統計)では、原油在庫が予想を大幅に上回る増加となったこと(前週比618万バレル増)、米エネルギー省が「制度能力の試験が目的」として、戦略石油備蓄を最大500万バレル放出する方針を示したことを受けて売りが強まり、一時97.55ドルまで下落した。《KO》

関連記事