NY金:続伸で1346.7ドル、ウクライナ懸念で安全資産志向の買いが継続

2014年3月12日 07:01

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記事提供元:フィスコ


*07:01JST NY金:続伸で1346.7ドル、ウクライナ懸念で安全資産志向の買いが継続

NY金は続伸(COMEX金4月限終値:1346.7 ↑5.2)。寄り付近の1352.9ドルを高値に、売りが優勢となり、一時1337.8ドルまで下落したが、その後、買いが盛り返して1344ドル前後で底堅い状態となり、引けにかけてさらに反発する展開となった。

基本的には、クリミア自治共和国のロシア編入の住民投票実施をめぐりウクライナで緊張が高まる状況に、安全資産として金を買う動きが継続した。ただ、中国の経済や金融システムへの懸念から、銅相場の下落が続いており、金相場にも下押し圧力がかかる面があったとみられる。《KO》

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