世界的には売れ行きの芳しくないWindowsタブレットが日本で売れまくっている理由

2014年3月10日 12:03

印刷

記事提供元:スラド

masakun 曰く、 世界では売れ行きが芳しくないWindowsタブレットだが、なぜか日本では売れまくっている。調査会社BCNによれば、昨年後半からWindowsタブレットの出荷数が増えており、販売台数の増加率は「前年同月比で5倍を超える伸長ぶり」という。もちろんこれは日本だけでみられる現象。その理由はブラウザゲーム「艦隊これくしょん〜艦これ〜」だという(東洋経済オンライン)。

 昨年12月に行われた週刊アスキーの「艦これタブ調査」で1位を獲得した Lenovo Idea Pad Miix2 8 は今年2月でも国内販売台数はぶっちぎりのトップ(BCN調査)ということで、Lenovo Japan 曰く「四半期の販売目標と比べて3~4倍もの売れ行き」。さらに「ワールドワイドの会議などで、よく『なんで日本だけこんなに(ウィンドウズのタブレットが)よく売れているのか』と質問をされるが、艦これのことを外国人社員に英語でどう上手く伝えたらいいのか分からず苦労しています」とのこと。

 新規着任制限でプレイしたくても長く待たされている人が多い艦これが Windows タブレット販売の牽引役というのは甚だ疑問だが、日本だけでWindows 8タブレットが売れている理由を考えたら面白い分析だと思った次第。

 スラッシュドットのコメントを読む | ゲーム | Windows

 関連ストーリー:
Intel、Atom搭載タブレットの普及に向けてAtomチップを原価割れで販売していた? 2014年02月10日
Surface 2、日本での売れ行きは「絶好調」 2013年10月29日
不人気のSurface RT、もう値下げするしかない? 2013年07月25日

 

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連記事