NY金:反発で1340.3ドル、米国の指標悪化を受けて景気減速懸念から買い優勢に

2014年3月6日 07:01

印刷

記事提供元:フィスコ


*07:02JST NY金:反発で1340.3ドル、米国の指標悪化を受けて景気減速懸念から買い優勢に

NY金は反発(COMEX金4月限終値:1340.3 ↑2.4)。ロシアとウクライナの軍事衝突回避を受けた金の売り戻しが先行し、安値1334.2ドルまで下落。しかし、その後発表された米国の2月ISM非製造業総合景況指数、同雇用指数の大幅な低下を受けて、景気減速懸念が広がる状況に金の買いが優勢となり、1342.0ドルまで上昇した。

5日発表の米国の2月ISM非製造業総合景況指数は51.6となり(予想は53.5、1月が54.0)、同雇用指数は47.5まで低下した(1月は56.4)。また、2月ADP雇用統計(民間雇用者数)も13.9万人増にとどまったが(予想は15.5万人増、1月が17.5万人増から12.7万人増に下方修正)、発表後の反応は限定的だった。《KO》

関連記事