NY金:反落で1337.9ドル、ウクライナ軍事衝突回避の状況となり売り優勢に

2014年3月5日 07:01

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記事提供元:フィスコ


*07:02JST NY金:反落で1337.9ドル、ウクライナ軍事衝突回避の状況となり売り優勢に

NY金は反落(COMEX金4月限終値:1337.9 ↓12.4)。ロシアとウクライナの軍事衝突が回避される状況となったことで、前日まで安全資産として金を買っていた動きが、一転急速な売り戻しとなる状況での取引となり、寄り後まもなく安値1331.20ドルまで下落した。ただ、その後は売り一服感からか、買いが徐々に入って反発気味になり、1338.80ドルまで上昇した。

NY通常取引前に、「ロシアのプーチン大統領が、軍事演習中の部隊に基地への帰還を指示」との一部報道を受け、第一弾の売りに1350ドル付近から1340ドル付近まで下落。次にプーチン大統領が会見で、「ウクライナに軍を送る必要はまだない」、「ロシアはクリミア併合を検討していない」と表明したことで、売りが一段と強まり、通常取引開始時は1334ドル台となっていた。《KO》

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