Googleの野心的な人工知能作成計画

2014年2月28日 12:00

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記事提供元:スラド

taraiok 曰く、 Googleは人工知能分野でも野心を示しているようだ(Slashdot BIGuardianslashdot)。

 同社は最近、最先端の人工知能研究を行う企業「DeepMind」を4億ドルで買収した。これによりGoogleはロボット関連の企業や研究者などの人材を網羅した形となる。Googleは世界最大のオンライン検索エンジンを所有しているが、そのインフラを構築するノウハウを応用することで、人間のような思考が可能なネットワーク接続されたデバイスを作成できる可能性も高いという。

 たとえばRay Kurzweil氏は、Googleの人工知能研究の最前線にいる人物だ。彼は英Guardianとのインタビューで、IBMが開発し製品化も行われている人工知能システム「Watson」と比較する形で説明を行った。Googleのやっていることは、Googleの持つ規模の力を用いて、Watsonができることを越えようとすることにあるという。Watsonは読み込んでいるデータの意味を理解しているわけではないが、我々はそれをやろうとしていると語った。Kurzweil氏の予測はSF的なものだが、ある時点を超えると現実的なものになる可能性がある。そして、超知的なコンピューターと最先端の医療技術を組み合わせれば、永久に生きる人間が生まれる可能性があるとしている。

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