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IBJ Research Memo(1):今期は婚活消費と海外展開が新たな成長戦略
*17:42JST IBJ Research Memo(1):今期は婚活消費と海外展開が新たな成長戦略
IBJ<6071>は、婚活サイト「ブライダルネット」の運営からスタート。その後、全国の結婚相談所のデータをネットワークでつなぐ「日本結婚相談所連盟」を立ち上げたほか、合コン、お見合いパーティー等の企画運営を行うなど婚活を基軸として事業領域を拡大。現在、同社サービスの利用者数は約23万人と婚活サービスでは国内最大規模となっている。
2月14日に発表された2013年12月期の単独業績は、売上高が前期比21.2%増の2,574百万円、営業利益が同42.5%増の450百万円と好調な決算となった。「日本結婚相談所連盟」や「ブライダルネット」など同社が提供するすべてのサービスにおいて会員数、利用者数が増加したことが主因だ。各サービスのIDアカウントを統合し、オンライン(サービス)サイトの利便性を大きく向上させたことも好調の要因につながった。
2014年12月期も売上高が前期比18. 5%増の3,050百万円、営業利益が同20.1%増の540百万円と2ケタ増収増益が続く見通し。各種サービスの会員数や利用者が引き続き拡大する。また、今期は「婚活消費」と「海外展開」を新たな成長戦略として本格的に取り組んでいく。「婚活消費」とは婚活の際に消費するモノやサービスなどにおいて、利用客を同社が提携する店舗へ送客することで、その手数料を得るビジネスモデルとなる。一方、海外展開では台湾や韓国などアジア3ヶ国で事業を開始する。既にFacebook連携の婚活アプリをアジア各国で2013年12月にリリースしており、今後は現地でのお見合いパーティーなどをローカル企業と提携しながら開始していく計画だ。既存事業における持続的成長に加えて、これら新規事業が加わることで、同社の業績は中期的に2ケタ成長を続けていくものと予想される。
株主還元に積極的に取り組んでいく方針を打ち出したことも注目される。2013年12月期配当予想は好業績を追い風に1株当たり50円に修正され、2012年12月期の30円に比べ20円の増配を見込んでおり、今後も利益増による増配が期待される。また、株式分割などによる株主数の増加にも積極的に取り組んでいく方針で、早期の東証2部上場を目指し、いずれは東証1部への上場も視野に入れている。
★Check Point
・婚活を基軸とした様々なサービスと自社システムに強み
・広告宣伝・販促費用の増加を会員数増加の増収効果で吸収
・株主還元策を積極化、将来的には東証1部上場も目指す
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤譲)《FA》
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