NY原油:続落で102.20ドル、気温上昇などによる需要減少思惑で売り先行

2014年2月22日 07:22

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記事提供元:フィスコ


*07:22JST NY原油:続落で102.20ドル、気温上昇などによる需要減少思惑で売り先行

NY原油は続落(NYMEX原油4月限終値:102.20 ↓0.55)。この日から中心限月は4月物に交代した。米北東部の気温が上昇したことを受けて、留出油(暖房油やディーゼル油など)の需要が減少するとの思惑から、原油の売りが先行したもようで、寄り後の102.73ドルが高値となった。

そして、この日発表された米国の1月中古住宅販売件数が予想以上に減少したことから、原油需要の先行き懸念も加わって売りが強まり、一時101.69ドルまで下落した。その後は、いったん102ドル台半ばに反発し、再び102ドル割れとなるなど、売り買いが交錯したが、結局102ドル台は維持しての引けとなった。《KO》

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