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北極で「黒い部分」が増加、地球温暖化のさらなる悪化を招く
記事提供元:スラド
danceman 曰く、 北極の海氷の融解が進み、そのために北極では「氷の白い部分」が減り、海が露出した「黒い部分」が増えているという。1970年から2011年の間で比べると、北極の黒い部分の面積は8%も増加しているという(CBC News、slashdot)。
さらに、雪に覆われた氷部分は、海水の黒い部分と比べて、何倍もの量の熱を反射することができる。そのため黒い部分が増えると、反射されずに地球に吸収される太陽熱の割合が比例して増えることになる。つまり、白い面積の減少は地球温暖化の悪化を意味するそうだ。
北極では夏に氷が海に溶け出し、秋に氷が生成されるのだが、黒い部分が増えて海水がより暖まってしまうと、氷生成までに更なる時間を要することになってしまうという問題もあるそうだ。
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