エスプール Research Memo(1):収益改善で業績は拡大基調が続く見通し

2014年2月19日 18:20

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記事提供元:フィスコ


*18:20JST エスプール Research Memo(1):収益改善で業績は拡大基調が続く見通し

ロジスティクスアウトソーシングサービスと、携帯電話販売やコールセンター業務等への人材派遣サービスが主力で、第3の柱として障がい者雇用支援サービスが急成長。M&Aも含めた積極投資によって、中期計画最終年度となる2016年11月期に売上高10,000百万円、営業利益率5%の達成を目指す。

1月15日付で発表された2013年11月期連結業績は、売上高が前期比8.6%増の5,365百万円と5期ぶりの増収に転じたほか、営業利益も同37.2%増の66百万円と回復基調が続いた。障がい者雇用支援サービスの売上高が前期比3倍増の212百万円となり、本格的に収益貢献し始めたことが主因だ。

2014年11月期も売上高が前期比11.8%増の6,000百万円、営業利益が同127.6%増の150百万円と拡大基調が続く見通しだ。障がい者雇用支援サービスの成長が続くほか、前期に赤字だった除染業務やキャンペーンアウトソーシングサービスなどの収益改善が見込まれるためだ。また、2014年1月より新たにスタートした東京電力管内のスマートメーター設置に関連する業務も、収益貢献が期待され、会社計画は増額の可能性が高いとみられる。

エスプール<2471>は2013年12月に第三者割当による新株予約権を発行、最大で402百万円を調達する。調達資金は主に貸農園の取得、設備投資に充当するほか、人材派遣事業におけるM&A資金にも活用していく。2008年秋のリーマン・ショック後の経営危機を乗り越え、攻めの経営に転換した同社の今後の展開が注目されよう。

★Check Point

・売上高、利益ともに人材ソリューション事業がやや高い比率
・2014年11月期は赤字事業の収益改善で大幅増益へ
・第3の柱へ成長中の障がい者雇用支援サービスの展開に注目


(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤譲)《SY》

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