楽天の三木谷社長、フランスのレジオン・ドヌール勲章を受賞

2014年2月18日 18:34

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レジオン・ドヌール勲章の叙勲式に出席する楽天の三木谷浩史社長。

レジオン・ドヌール勲章の叙勲式に出席する楽天の三木谷浩史社長。[写真拡大]

楽天は18日、同社会長兼社長の三木谷浩史氏がフランス共和国政府から最高勲章である「レジオン・ドヌール勲章(L’ORDRE NATIONAL DE LA LEGION D’HONNEUR)」を受章したと発表した。

 同社によると、フランスの楽天eコマース事業や電子書籍事業、事業を通じた地域経済や日仏間の文化・経済交流促進への貢献で楽天グループが高い評価を得ていることから、同社会長の三木谷氏の勲章授与が決定したという。

 叙勲式は現地時間2月17日にフランス外務省において行われ、ローラン・ファビウス外務大臣により三木谷氏に授与された。

 「レジオン・ドヌール勲章」は、ナポレオン・ボナパルトによって1802年に創設され、文化・科学・産業・商業・創作活動などの分野で「卓越した功績」を収めた人物に授与されるもの。受賞対象者はフランス国民だけでなく、フランスの経済や文化交流の発展に多大な貢献をした海外の功労者も含まれる。

 過去に叙勲を受けた日本人は、文学者の大江健三郎氏、世界的指揮者の小澤征爾氏、トヨタ紡織社長の豊田周平氏など。

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