ヒマラヤ Research Memo(1):今期はワールドカップによる増収効果も期待

2014年2月18日 18:29

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記事提供元:フィスコ


*18:29JST ヒマラヤ Research Memo(1):今期はワールドカップによる増収効果も期待

ヒマラヤ<7514>は一般スポーツ、ゴルフ用品の小売チェーンで業界4位。中期経営ビジョンである「売上高『スポーツ業界トップ3』へ」を達成するべく、関東以西の中小規模商圏をターゲットに積極展開中。首都圏で駅前店舗を展開する子会社のB&Dは、サッカー用品が売上の約半分を占め、特に学生向けに強みを持つ。

2013年末に発表された2014年8月期の第1四半期(2013年9-11月)連結業績は、売上高が前年同期比3.8%増、経常損失が308百万円(前年同期は163百万円の損失)とやや低調な滑り出しとなった。9月以降の天候不順による客数の伸び悩みに加えて、11月中旬まで暖かい気温が続いたことで、冬物防寒衣料の売上が低調に推移したことが影響した。また、当四半期ではB&Dの経営体質強化を目的に、再就職支援と合わせた早期退職優遇制度を導入。関連損失85百万円を特別損失として計上した。

足元はサッカー、ランニング用品を中心に堅調なほか、ゴルフ関連用品も新商品の売れ行き好調により計画を上回って推移している。夏にはサッカーワールドカップ効果による関連商品の増収効果も期待できることから、通期の連結経常利益は前期比8.6%増の2,900百万円と会社計画の達成は可能とみられる。

B&Dに関しては今回の早期退職優遇制度実施により会社平均年齢が3歳程度若返り、さらに今後の固定費削減効果も見込まれる。組織の活性化と同時に収益体質の強化が進み、連結ベースでの収益拡大に寄与する見通しだ。東京オリンピック開催に向けて、スポーツ用品市場の拡大が見込まれるなか、新規出店ペースも今後加速化させていきたい方針で、2016年8月期の経営目標値である連結売上高78,000百万円、連結経常利益3,800百万円の達成を目指していく考えだ。

★Check Point

・サッカー、野球、テニスなど日本人選手の活躍状況に注目
・東京オリンピック、健康志向の高まりなどが追い風に
・原価率はB&Dにおける改善で大手との差を縮小へ


(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤譲)《FA》

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