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トレファク Research Memo(8):出店ペースを加速し首都圏から全国展開へ
*18:34JST トレファク Research Memo(8):出店ペースを加速し首都圏から全国展開へ
■成長戦略
(2)成長戦略
トレジャー・ファクトリー<3093>は、「首都圏での展開から全国展開へ、そして、総合リユースカンパニーとしての確固たる地位を確立する」ことを目標に今後も積極的な事業展開を行っていく方針だ。当面の目標としては、店舗数で100店舗、売上高10,000百万円突破を目指しており、長期的には国内主要都市を中心に、全国へ店舗網を拡大していくことを目指している。また、新業態の開発によって、顧客層の拡大も同時に進めていく。
こうした成長戦略に向けた種まきも今期から既に始まっている。全国展開の第一歩として関西エリアへ初進出を果たしたほか、新業態に関しては古着アウトレット店もスタートした。さらには、成長が続くWebへの取り組みも強化している。具体的には、メンズアイテム専用買取サイト「メンズバイ」を2013年3月にオープンし、販売に関しては同年4月に楽天市場に出店を開始した。いずれも順調に伸びている。また、既存店においても更なる収益拡大を図るため、家具・家電製品の仕入れ販売体制を強化したほか、物流センターの拡張によって、仕入・保管能力も大幅に増強した。
これらの取り組みはいずれも今後の成長拡大に向けた施策であり、現時点ではいずれも順調な結果を示している。このことから判断すると、同社の来期以降の成長に関しても引き続き順調な拡大が期待できるものと思われる。
出店戦略に関しては、新規出店ペースを加速化していきたい考えだ。従来は年間5~9店舗ペースで新規出店を行ってきたが、来期は10店舗以上の出店を視野に入れている。首都圏のほか、関西圏の主要都市において、各業態に適した出店候補地を探し出し、出店の準備に取り掛かっていく考えだ。また、関西圏以外でも条件の良い候補地があれば中京圏やその他の主要都市においても出店する可能性はある。このままのペースでいくと数年後には当面の目標である100店舗を達成する見通しだ。出店を加速するにあたって、人材の増強が必要不可欠となるが、同社ではアルバイトからの正社員登用を強化していくほか、2014年春の新卒採用者数も前年の27名から約40名へと拡大するなど、事業拡大に向けた対応を進めている。
一方、新業態の開発に関してもさらに強化していく方針で、来期も新たな業態での出店を考えている。既存の取扱い商材の中からスピンアウトさせて、専門業態として展開していく計画だ。
こうした出店ペースの加速、新業態店舗の開始によって、初期投資負担がかさむことが予想されるが、同社では既存店舗における収益性拡大によって、カバーできるものとみている。既存事業における営業利益率は22%と高い収益性を維持しているが、同社では売上の拡大や商品管理、生産性の向上などによって、もう一段の収益性向上は可能とみている。全体の営業利益率はここ数年5-8%で安定して推移しているが、将来的には10%を超えることも十分可能と言えよう。当面は新規出店効果等によって業績は2ケタ成長が続くものと予想される。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤譲)《FA》
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