AMDのLinux向けオープンソースドライバでビデオ再生支援機能が利用可能に

2014年2月7日 15:37

印刷

記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 2月4日、AMDはLinux向けGPUドライバに、RADEONによるハードウェアベースのビデオエンコードを支援する「VCE Video Encode Engine」を追加した。公開されたVCEはオープンソース化されている(phoronixslashdot)。

 旧来のLinux向けGPUドライバーでは、RADEONの持つビデオ再生支援・高画質化機能が利用できなかったが、今回リリースされたバージョンでは、ビデオ再生支援・高画質化機能のUVD2.0以降をサポートした。パッチを適用したカーネルやMesa 3Dと組み合わせることで、H.264動画再生時にGPUによる支援が受けられるようになる。今回サポートしているのはUVD2.0のみで、世代の古いRADEON RV600シリーズなどで使用されているUVD1.0には対応していない。

 フォーラムによるとUVD1.0対応コードはすでに存在するようだが、リリースに関しては承認待ちで公開予定ははっきりしていない模様。

 スラッシュドットのコメントを読む | Linuxセクション | Linux | オープンソース

 関連ストーリー:
AMDのMantle対応βドライバとBattlefield 4がリリースされる 2014年02月04日
RadeonのCatalystドライバでDVI-HDMIアダプタに意図に制限が加えられていたことが発覚 2013年10月10日
AMD、Linux向けにオープンソースのグラフィックスドライバ開発をサポート 2007年09月09日

 

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連記事