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NY原油:続伸で97.38ドル、寒波による需要増観測が根強い
記事提供元:フィスコ
*07:00JST NY原油:続伸で97.38ドル、寒波による需要増観測が根強い
NY原油は続伸(NYMEX原油3月限終値:97.38 ↑0.19)。米エネルギー情報局(EIA)の週報の発表をにらみながらの取引となり、発表前の寄り付近で高値98.14ドルをつけた。その後発表された週次原油在庫統計を受けて一時買いがみられたものの、原油在庫やクッシングの在庫の水準が、前日発表された米石油協会(API)の数値と近かったこともあり、織り込み済み的な見方から売りが優勢となり、96.80ドルまで下落。
その後は、NYダウが底堅い動きであったことや、米国の寒波の影響による留出油(暖房油やディーゼル油など)への需要増観測が根強いこともあり、97.40ドル付近に戻して推移し、小幅ながら続伸で引けた。
【米週次原油在庫統計(1/31時点)】
原油在庫 :前週比+44万バレル(予想+255万バレル、前回+642.1万バレル)
ガソリン在庫:+50.5万バレル(予想+115万バレル、前回-81.9万バレル)
留出油在庫 :-236万バレル(予想-250万バレル、前回-458.4万バレル)
製油所稼働率:86.1%(予想88.1%、前回88.2%)《KO》
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