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泉州電業 Research Memo(7):今期は機器用・通信用電線の回復で増収増益の見通し
*18:35JST 泉州電業 Research Memo(7):今期は機器用・通信用電線の回復で増収増益の見通し
■決算動向
(2)2014年10月期の業績見通し
泉州電業<9824>の2014年10月期の連結業績の見通しは、売上高で前期比2.2%増の71,300百万円、営業利益で17.1%増の2,270百万円、経常利益で同4.5%増の2,370百万円、当期純利益で同0.9%増の1,330百万円となっている。平均の銅建値は0.7%増、売上高への影響はほぼ中立と予想している。
商品別の売上高は下表のように、機器用・通信用電線が前期比10.2%増の25,100百万円、電力用ケーブルが同3.1%減の21,600百万円、汎用被覆線が同3.7%減の7,730百万円、その他電線が同1.4%増の5,790百万円、非電線が同6.4%減の7,680百万円と予想している。
2012年末からの円安傾向やエコカー販売の好調などを背景に自動車業界で設備投資の動きが出始めていることなどから、機器用・通信用電線の売上高は回復すると予想している。また、中国市場における工作機械の需要もローエンド機を中心に動き始めており、こちらも追い風となる。もう1つの需要先であるエレクトロニクス業界、とりわけ半導体・液晶業界については大手メーカーの事業規模縮小に伴い、依然として低迷が続いているものの、全体的にはオリジナル商品を中心に上向き傾向に転じている。一方で、機器用・通信用電線以外の分野は、その他電線を除き減収を見込んでいるが、これは価格低下を織り込んだもので、数量ベースではこれらの商品も増加すると予想される。
以上のような製品売上高構成の変化から、粗利益率は改善を見込んでおり、販売管理費も大きく増加することはないので、結果として営業利益は改善が予想されている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島昇)《FA》
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