JAL、7月から国内線でもインターネット接続サービスを開始

2014年2月4日 06:00

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記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 日本航空(JAL)が7月からリニューアルを実施した一部機材にて、国内線機内Wi-Fiサービス「スカイWi-Fi」を開始するとのことです(Aviation Wire)。

 国内大手航空会社では既にJAL、ANAともに国際線でのWi-Fiサービスを実施していますが、国内線においてはJALが日本初の導入となります。技術的には国際線で導入されているもの同様、衛星経由の通信となる模様。

 400円/30分の従量プラン「時間制プラン」と、フライト中どれだけ使っても一定料金となる定額プラン「フライトプラン」が用意され、フライトプランでは利用区間だけでなく利用機器によって料金が異なるとのこと。たとえば羽田-福岡ではスマートフォンは500円、タブレットとノートパソコンは700円。支払いはクレジットカードのみだそうだ。そのほか、機内にサーバーを設置してコンテンツを無料配信する試みも行うようです。

 航空法の関係で水平飛行中のみの使用に限られますが、ビジネスやSNS閲覧が捗ることになるでしょう。

 その反面、「ネットから解放される安らぎのひととき」を手にできるチャンスが失われるも事実ですが……。

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