デンマーク沖の海底で発見されたミステリーサークル、その正体は

2014年2月3日 12:45

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記事提供元:スラド

ymitsu 曰く、 デンマーク沖の海底に存在するミステリーサークルの謎が解明された(slashdotsciencemag)。

 2008年、バルト海に浮かぶMøn島の「ホワイトクリフ」と呼ばれる断崖の近くの海底で、観光客がミステリーサークルを発見した。中にはテニスコート大の大きさのものもあったという。「エイリアンが作った」「妖精さんが作った」「アトランティスの遺産」など有力な説や、もっと風変わりな説なども唱えられたが、結局誰が作ったのかはよく解らなかった。

 2011年、海底にふたたびミステリーサークルが現れた。調査の結果、海藻のアマモの輪であることが判明。海外では「fairy ring」と呼ばれる菌輪(菌糸が放射状に発達していくことでキノコが環状に生える現象)と似たような現象で、環状に発達するアマモの中央部分が老いて枯れた結果、ミステリーサークルのような形になったと結論付けられた。

 sciencenewslineの記事では、老いたアマモが枯れてしまうのは硫化物を含む土壌のせいだとしている。

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