日本、バーチャル旅行でアジアNo.1の人気 それでもリアルな旅行で他国に負ける理由とは?

2014年2月1日 21:30

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記事提供元:NewSphere

 アジアで人気のストリートビュー・トップ9のうち、7つを日本が占めていることがわかった。Googleストリートビューのプログラムマネージャーであるウルフ・スピッツァー氏が、同社の公式ブログで明らかにした。

【アジアで人気のストリートビュー】

 トップ9は以下のとおり。

・富士山

・端島(軍艦島)

・道頓堀

・原爆ドーム

・大阪城

・六本木ヒルズ森タワー

・九份老街(台湾)

・マリーナベイ・サンズ(シンガポール)

・由布院

 同氏は、オフラインで人気の無い場所が、オンライン上で人気なことに驚きを評している。

【オフラインで人気なのは】

 それでは、現実の世界で人気の観光地はどこだろうか。ソーシャルメディア情報サイト「Mashable」は2013年のマスターカードによるランキングを紹介している。

 アジアではタイのバンコクがトップで、その後はシンガポール、クアラルンプール、香港、上海と続き、東京は7位だという。さらに興味深いことに、世界で見てもバンコクがやはり1位で、以下、ロンドン、パリ、シンガポール、ニューヨークと続き、東京は16位だった。

【両者が食い違っている理由は】

 バーチャルな旅行では日本が人気なのに、リアルな旅行ではアジアの他の地域が人気となるのはなぜか。

 Mashableは、2013年の世界経済フォーラム『旅行・観光競争力報告』のデータを紹介している。同報告によると、観光業の支出・収入が当該国のGDPに占める割合からはじき出した「観光業の開放性」でタイは24位なのに対し、日本は最下位から3番目の137位。また、「海外観光客に対する態度」でも、タイの方が日本より上なのだという。

 さらにMashableは、「日本への旅行費が高いとは思わないが、遥か遠くにある国だという印象を持っている人が多く、あまり時間がかからないと分かっている人は少ない」という日本政府観光局広報担当の見方を伝えている。実際、ニューヨークから東京までは飛行機で13時間だが、バンコクまでだと17時間かかるのである。

 ただしMashableによれば、日本政府観光局の見方は楽観的なようで、「2013年の旅行者数目標は1000万人だったがこれは達成できた。2020年の東京オリンピックを視野に入れれば、次の目標は2000万人となるだろう」と語ったという。

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