NEC、テクノロジー系ベンチャーファンドに出資

2014年1月22日 16:05

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 NECは22日、NECキャピタルソリューションとSMBCベンチャーキャピタルが共同運用するイノベーティブ・ベンチャー投資事業有限責任組合(イノベーティブ・ベンチャーファンド)への出資を行ったと発表した。

 イノベーティブ・ベンチャーファンドは、テクノロジー系ベンチャー企業を創業期から発掘・育成することを目的としたファンドで、2012年の設立以来、7件、約7億円の投資実績を有している。

 NECは、ICTを活用した高度な社会インフラを提供する「社会ソリューション事業」を軸とした成長戦略の実現に向け、独自性・競争優位性あるICTアセットの強化やビジネスモデルの変革など、社会の様々な課題解決に貢献するための新たな価値創造に取り組んでいるが、今回の出資を通じて、社会インフラやビッグデータなどの領域を中心に投資先企業との事業連携などに取り組むという。

■イノベーティブ・ベンチャーファンド投資事業有限責任組合の概要
設立日:2012年4月25日
規模:38億円
運営会社:NECキャピタルソリューション株式会社(無限責任組合員:GP)、SMBCベンチャーキャピタル株式会社(無限責任組合員:GP)
出資者:独立行政法人中小企業基盤整備機構(有限責任組合員:LP)、SMBC戦略出資1号投資事業有限責任組合(有限責任組合員:LP)、日本電気株式会社(有限責任組合員:LP)
期間:組合期間12年投資期間7年
投資対象:①電子機器材料・電子機器デバイスを含む情報通信、環境、医療関連の基盤技術領域の事業を行う未公開会社で、特に成長性が高く、破壊的イノベーションを起こす可能性のある企業②上記①の企業を主な投資対象とするベンチャーキャピタルファンド

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