NY金:続伸で1251.9ドル、FRB幹部のハト派的発言を材料に買い継続

2014年1月18日 08:56

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記事提供元:フィスコ


*08:56JST NY金:続伸で1251.9ドル、FRB幹部のハト派的発言を材料に買い継続

17日のNY金は続伸(COMEX金2月限終値:1251.9 ↑11.7)。コチャラコタ米ミネアポリス連銀総裁が前日英FT紙インタビューで、低インフレの状況を懸念し、追加の刺激策が必要との見解を示したことが材料視され、通常取引開始前から買いが先行し、通常取引開始後も買いが続く展開となった。金相場は、寄り付近の1241.1ドルを安値に、1254.6ドルまで上昇し、その後も1250ドル超で推移した。

この日発表された米国の経済指標では、12月住宅着工件数は前月から減少したが、6年ぶりの水準を回復。12月鉱工業生産指数は鈍化したが、5カ月連続上昇。そして、1月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値は下振れで、強弱まちまち感があったが、金市場においては、量的緩和縮小のペースを速めにくいとの見方が勝ったもよう。《KO》

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