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外見が「プログラマー風」だと得をする?
eggy 曰く、 Rochester大学コンピュータサイエンス学科のPhilip Guo助教が、プログラマーとして「それらしく見える」と、妨害されることなくコンピューターサイエンスの分野で順調に成長していくことができると綴っている(Slate、slashdot)。
白人もしくはアジア人男性のグループに属さない人は、その見た目からコンピューターサイエンスに「向いていない」という先入観を持たれてしまうという。そのため、「皆が皆、コンピューターサイエンスに向いている訳じゃない。生物に専攻を変えてみたら?」、「俺達がバックエンドをやっている間、君はグラフィックスのデザインをやってよ。その方が皆にとって都合がいい」、「このやり方、ちゃんと分かってる?」などと言われることがあるそうだ。またGuo氏の友人が受講したJavaによるGUIプログラミングのクラスでは、男性にはGUIの構築を任せる一方で、能力的にその男性と同レベルの女性にはオーディオクリップの取り込みのみを行わせていたとのこと。このクラスでプログラミングスキルを磨くことができたのは男性だけだという。
さらに、外見が「いかにもプログラマー」な人は、無言の特権が与えられているとのこと。例えばGuo氏がテクニカルミーティングに参加した場合、実際に内容を把握できているのか否かに関わらず、氏は理解できているとされ、そのように扱われるだろうとのこと。また、もし話している人を氏がじっと見つめて頷けば、本当は見当すらつかなかったとしても、氏は内容を理解していると思われるだろうのこと。見た目のおかげで、見下されたり能力を疑われるなどの妨害もなく、MIT入学以降、専門性を磨く機会にずっと恵まれてきたとのこと。
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