パイプドビッツ、Web化で人事考課を効率化する「Web人事考課サービス」

2014年1月15日 23:13

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パイプドビッツは15日、人事考課に関する一連のプロセスをWeb化して大幅に業務効率化する「Web人事考課サービス」の提供を開始すると発表した。

パイプドビッツは15日、人事考課に関する一連のプロセスをWeb化して大幅に業務効率化する「Web人事考課サービス」の提供を開始すると発表した。[写真拡大]

 パイプドビッツは15日、人事考課に関する一連のプロセスをWeb化して大幅に業務効率化する「Web人事考課サービス」の提供を開始すると発表した。

 同サービスは、従業員による目標設定や自己評価、上長による目標設定承認、1次評価、2次評価、人事担当者による集計や結果通知など、人事考課に関する一連のプロセスをWeb化することで、紙で人事考課を実施する場合と比べて6割の時間短縮ができるという人事向けサービス。

 厳格なセキュリティが求められるメガバンクを含む100以上の金融機関が採用している同社の情報資産プラットフォーム「スパイラル」を用いて構築されているため、業務効率化に加えて、人事考課情報を安全に管理でき、セキュアな運用が可能という。

 人事考課制度の運用では、多くの企業が紙や表計算ソフトによる人事考課シートが用いられているが、複数拠点を展開する企業では人事担当者のシートの配布や回収、集計などに手間がかかるほか、外出が多い従業員や多忙な決裁者による評価回議の回収期間が長期化し、人事考課結果が出るまで間が開いてしまうなどの課題があった。

■「Web人事考課サービス」の主な特長

1)時間・場所・端末を問わずに対応でき、セキュアに利便性を向上
 パソコン、スマートフォン、タブレット端末などからも入力できるため、インターネット環境があれば、外出の多い従業員や派遣先に常駐している従業員、出張が多い決裁者の双方ともスムーズに人事考課に対応できる。

 また、個人ごとのID、パスワードで認証するほか、入力情報や表示内容は暗号化通信でセキュリティを担保できる。目標・評価の項目や入力欄(選択式や自由記述など)は、企業の評価制度に合わせてカスタマイズが可能

2)複数の評価者への回覧・承認も円滑に
 例えば、従業員(自己評価)→一次評価者(直属上長)→二次評価者(幹部)の3段階の回議による人事考課フローの場合、各自の評価入力画面には1次保存機能があり入力途中でも保存できるほか、認証機能により、評価登録完了時には、リアルタイムでステータスが更新され、進捗が一目でわかると同時に次の評価者へ自動的にメール通知される。上長の一次評価者と二次評価者には、差戻し機能が搭載され、前の評価者に再評価させることも可能。

3)ボタン1つで閲覧・集計でき、転記作業が不要に
 登録された目標や評価は、データベース化されているため、個人や部署ごとなど、様々な角度で検索や、閲覧、集計が可能。人事担当者は、人事考課の進捗を一覧画面でリアルタイムに把握できることに加え、紙ベースで実施した場合にとりわけ面倒な転記集計作業から解放される。また、人事考課データはtsv形式でダウンロードできるため、表計算ソフトで展開して各社各様の計算式などで再計算する場合も効率的に取り扱うことができる。

4)過去の評価も蓄積、閲覧可能
 データベースに蓄積された人事考課結果は、過去の履歴を確認できるため、従業員のこれまでの評価や経験を参考に、人事異動や従業員への研修計画、表彰制度などに活用することができる。

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