コニシ Research Memo(11):コア事業での利益創出、事業拡大、海外事業推進が重点施策

2014年1月15日 17:38

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記事提供元:フィスコ


*17:38JST コニシ Research Memo(11):コア事業での利益創出、事業拡大、海外事業推進が重点施策
■中期経営計画

(1)数値目標と基本方針

コニシ<4956>は2015年3月期を最終年度とする中期経営計画(4年)を発表しており、その数値目標は、売上高130,000百万円、経常利益6,500百万円、経常利益率5.0%、自己資本当期純利益率(ROE)8.0%となっている。

進行中の2014年3月期の予想売上高が111,400百万円なので、来期(2105年3月期)に売上高目標を達成するのはややハードルが高いかもしれない。しかし経常利益については、今期の予想が5,980百万円となっており、目標である6,500百万円の達成は充分射程圏内と言えるだろう。もちろんこの目標を達成するために、今後の住宅、建築、土木市場の動向がカギとなるが、一方で消費増税による反動減も予想されるので、この点は要注意だ。

これらの中期経営計画を推進するために、会社側では「コア事業での利益創出」「事業拡大による成長戦略」「海外事業の推進」の3つを重要施策として掲げている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤譲)《NT》

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