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コニシ Research Memo(10):下期はボンド事業と化成品事業の伸張で通期計画の達成へ
記事提供元:フィスコ
*17:37JST コニシ Research Memo(10):下期はボンド事業と化成品事業の伸張で通期計画の達成へ
■決算動向
(2)2014年3月期の通期業績見通し
2014年3月期の業績見通しは、コニシ<4956>の計画では、売上高111,400百万円(前年比6.3%増)、営業利益5,950百万円(同10.6%増)、経常利益5,980百万円(同11.5%増)、当期純利益3,350百万円(同8.6%増)と予想しており、期初予想を据え置いている。
セグメント別では、ボンド事業の売上高を53,800百万円(同7.9%増)、営業利益を5,010百万円(同12.6%増)、化成品事業の売上高を49,200百万円(同4.8%増)、営業利益を460百万円(同6.0%増)、その他事業の売上高を8,400百万円(同5.9%増)、営業利益を480百万円(同2.7%減)と予想している。
ボンド事業、化成品事業ではいずれも下期に高い伸び率を予想しているが、消費税前の特需、アベノミクスの効果等を考えればまったく不可能な数字ではなく、通期予想が達成されることは可能であろう。ただしリスク要因としては、復興需要と消費税前の需要増が重なり、住関連・建築・土木の各現場で資材不足、人手不足等による工事進捗の遅れが発生する可能性があるので、この点には今後も注意が必要だろう。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤譲)《NT》
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