インタースペース Research Memo(13):販路拡大や新サービス開発で収益性の向上目指す

2014年1月15日 16:43

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記事提供元:フィスコ


*16:43JST インタースペース Research Memo(13):販路拡大や新サービス開発で収益性の向上目指す
■同業他社比較

アフィリエイト運営会社の大手はインタースペース<2122>のほか、ファンコミュニケーションズ<2461>、アドウェイズ<2489>、バリューコマース<2491>、リンクシェア・ジャパン(未上場:楽天<4755>の子会社)の4社が挙げられる。同社も含め5社合計での業界シェアは6割程度とみられる。

各社の特徴を見ると、ファンコミュニケーションズは提携サイトが約180万サイトと業界最大。中小企業向け広告ビジネスを長く手掛けており、eコマース向けの依存度が比較的高い。アドウェイズはモバイル向け比率が高く、ゲーム系に強みを持つ。モバイル系の比重が高いため、利益率も相対的に低くなっている。バリューコマースはヤフー<4689>の子会社であり、パソコン向けの比率が圧倒的に高く、またeコマースに強いのが特徴で、ファンコミュニケーションと並んで高い収益性を維持している。

これら上場3社との比較でインタースペースの利益率が低いのは、メディア運営事業の赤字が影響していることに加えて、インターネット広告事業においても、提携サイト開拓や広告主開拓のために人手を多くかけており、それがゆえに固定費が高くなっていることが要因とみられる。同社では顧客とのつながりを重視しており、広告効果の検証、並びに改善案の提案など、顧客サービス品質の維持向上に努めている。今後も販路の拡大や新サービスの開発を進めていくことで、事業規模の拡大と収益性の向上を目指し、上位企業をキャッチアップしていく戦略だ。


(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤譲)《NT》

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