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ドコモが昨年12月に「純増数トップ」になったのはMVNOのおかげ?
あるAnonymous Coward 曰く、 2013年12月末時点での事業者別契約数において、12月分の純増数はNTTドコモがトップとなったことが報じられている(ケータイWatch、東京新聞)。ドコモが取り扱うようになったiPhoneの効果などとも言われているが、この純増の要因にはMVNOがあるのではないかという声がある(iPhone Mania)。
NTTドコモがiPhone 5sの取り扱いを開始したのは昨年9月からだが、9月分のNTTドコモの純増数は-66,800の純減。10月、11月には純増に転じ、12月に279,100と大きく純増数を伸ばすなど、NTTドコモはほかのキャリアと比べて純増数のブレが大きい傾向にある。また、MNPによる転入出についてはずっとマイナスであり、これらから推測するとドコモは他キャリアへの流出が続いているいっぽうで新規契約者数はそれを大きく上回る数で増えている、ということになる。
それに加えて気になるのが、iモード/spモードの契約者数が今年1年間にわたって減少している点だ。iモード/spモードの契約者数は今年3月を除いて毎月純減となっている。近年はスマートフォンが主流となっているが、インターネットを利用するためにそのほとんどがspモードを契約すると思われるため、契約者数が増加しているにもかかわらずspモードの契約者数が減少しているのは不可思議である。
このことから、ドコモの純増数には日本通信やIIJ、NTTコミュニケーションズなどがMVNOで提供している、いわゆる「格安SIM」が大きく寄与しているのではないか、という推測が出てきたようだ。MVNO事業者の契約数はあまり発表されていないようなのであくまで推測の域を出ないが、実際のところはどうなのであろうか?
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