Gmail、メアドを知らないGoogle+ユーザーにメール送信できる新機能

2014年1月10日 11:11

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送信先としてGoogle+のユーザーが「Google+ connections」として表示される様子

送信先としてGoogle+のユーザーが「Google+ connections」として表示される様子[写真拡大]

  • メール受信を許可する範囲の設定画面
  • Google+経由で送信されたメール

 米Googleは9日、メールアドレスを知らないGoogle+のユーザーにGmailを送信できる機能を導入すると発表した。

 発表によると、Gmailで新しいメールを作成し、送信先を入力する際に、「Google+ connections」としてGoogle+のユーザーが表示される。送りたい相手のユーザーを選択することでメールが送信できる。

 メールを送信した側のメールアドレスは、メールの受信者に知られることになる。自分がメールを送らなければ相手にメールアドレスを知られることはない。

 今回の機能は、Gmailの新しい設定でメール受信を許可する範囲を変更できる。デフォルトでは「Anyone on Google+」(Google+の全ユーザー)からとなっているため、この機能を望まない場合は注意が必要だ(知らないユーザーからメールが送信される可能性がある)。「No one」の設定にしておけば、機能が無効となる。

 Googleによると、今回の新機能は数日内にGmailとGoogle+の全ユーザーに適用される。機能有効時には、Googleから設定用のリンクが記載された通知メールが送信されるという。

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