RSA、乱数生成アルゴリズム採用とNSAとの関係を否定

2013年12月25日 13:55

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記事提供元:スラド

headless 曰く、 脆弱性のある乱数生成アルゴリズムを採用する対価としてNSAから1千万ドルを受け取っていたとReutersが報じた件について(/.J記事)、RSAがブログで反論している(RSAのブログ記事The Registerの記事本家/.)。

 RSAによると、より強い暗号化を行うため、2004年にBSAFEツールキットのデフォルトとしてDual_EC_DRBGを使用することを決定。当時はNSAが暗号強度を高めようとしていると信じられていた。Dual_EC_DRBGはオプションの1つであり、ユーザーは必要に応じて別のアルゴリズムを選択できた。その後Dual_EC_DRBGは標準化されたが、2007年に脆弱性に関する懸念が浮上した。NISTの勧告が出る2013年まではそのまま使い続けたが、勧告に従ってユーザーに使用の中止を呼びかけたとのこと。RSAはセキュリティー企業として、製品の強度を下げたり、バックドアの可能性を知りながら製品に組み込むといった契約やプロジェクトに関わることは決してないと主張している。

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