デンソー、産業機器関連の子会社2社が経営統合

2013年12月4日 15:10

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 デンソーは4日、グループ会社のデンソーウェーブとデンソーエレックスが、デンソーウェーブを存続会社として、2015年1月に経営統合すると発表した。

 同社によると、今後、自動認識装置、産業用ロボットなどの産業用機器分野で競争力を一層強化するために、開発と製造、営業機能が一体となり事業展開していくことが必要との判断に至り、今回の経営統合を行なうという。

 デンソーウェーブは、自動認識装置、産業用ロボット等の機器やシステムの開発・販売を手掛けており、デンソーエレックスは、自動認識装置、産業用ロボットの製造を手掛けている。

 デンソーウェーブは、1976年の設立で、資本金が4億9,500万円、デンソーが75%、豊田通商が15%、トッパンTDKレーベルが10%出資している。2012年度の売上高は334億円。デンソーエレックスは、同じく1976年の設立で、資本金が9,500万円。デンソーが100%出資している。

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