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NY原油先物週間見通し:やや弱含みを予想、石油輸出国機構総会での現状維持観測で
記事提供元:フィスコ
*22:30JST NY原油先物週間見通し:やや弱含みを予想、石油輸出国機構総会での現状維持観測で
■NY原油先物
安値:91.77ドル
高値:94.69ドル
終値:92.72ドル
前週末比(騰落率):-2.24%
■下落、イラン核開発問題協議の合意で
NY原油先物価格は下落した。イランの核開発問題を巡る主要6カ国協議が合意したこと、米石油統計での原油在庫急増、米エネルギー情報局での原油在庫増加見通しなどから、弱含みに推移した。石油輸出国機構(OPEC)総会での日量3000万バレルの原油生産目標の据え置き観測も、売り要因となった。
■やや弱含みを予想、石油輸出国機構総会での現状維持観測で
想定レンジ:90.00~95.00ドル
NY原油先物価格はやや弱含みに推移すると予想する。石油輸出国機構(OPEC)総会では、日量3000万バレルの原油生産目標が据え置かれる見通しであることで、原油需給緩和の継続が予想される。しかし、米国の景気回復見通しが高まりつつあること、シリア情勢などへの懸念が払拭されないことで下値は限定的。《FA》
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