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海抜が高くなるとSRAMのソフトエラー発生率が上昇
AMDと米ロスアラモス国立研究所などの調査によると、海抜が高くなるとSRAMのソフトエラー発生率が上昇することがわかったそうだ(論文アブストラクト、Network Worldの記事、本家/.)。
調査ではロスアラモス国立研究所のスーパーコンピューター「Cielo」と、オークリッジ国立研究所のスーパーコンピューター「Jaguar」を比較している。Cieloは約8,500ノードで各ノードにAMDの8コアOpteronプロセッサーを2つ搭載。Jaguarは調査当時18,688ノードで、各ノードに6コアのOpteronプロセッサーを2つ搭載していたとのこと。ニューメキシコ州のロスアラモスは海抜約2,225メートル、テネシー州のオークリッジは海抜約267メートルだ。調査の結果、一時的にビット反転が起こるソフトエラーの発生率は、L2、L3ともにCieloの方が高かったという。海抜の高い場所では気圧が低いために冷却が不十分になることや、通過する宇宙線由来の中性子線が多いことが原因として考えられるとのこと。なお、同じラックの中でもラック上部の方がラック下部よりも20%程度ソフトエラー発生率が高かったそうだ。 スラッシュドットのコメントを読む | ハードウェアセクション | ハードウェア
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