NY原油先物週間見通し:やや強含みを予想、イラン核開発問題の6カ国協議への警戒感

2013年11月23日 19:00

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記事提供元:フィスコ

*19:00JST NY原油先物週間見通し:やや強含みを予想、イラン核開発問題の6カ国協議への警戒感
■NY原油先物
安値:93.22ドル
高値:95.63ドル
終値:94.84ドル
前週末比(騰落率):0.37%

■やや強含み、イラン核開発問題協議の難航で

NY原油先物価格はやや強含みに推移した。イランの核開発問題を巡る主要6カ国協議が難航したことで、中東の地政学的リスクが高まり、やや強含みに推移した。しかし、米国石油協会(API)の原油在庫統計が増加したこと、ドル高によりドル建て原油価格の割高感が強まったことで、上値は限定的だった。


■やや強含みを予想、イラン核開発問題の6カ国協議への警戒感

想定レンジ:92.00~97.00ドル

NY原油先物価格はやや強含みに推移すると予想する。イラン核開発問題を巡る6カ国協議が難航していることで、やや強含みに推移するとみられる。しかし、12月の連邦公開市場委員会(FOMC)での資産購入縮小観測で米ドルが強含みに推移していること、原油需給緩和の継続が予想されていることで上値は限定的か。《FA》

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