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USB端子の給電能力を電力計で計ってみよう
あるAnonymous Coward 曰く、 近年ではUSBインターフェイスを使って充電を行うデバイスが増えてきた。そのため、USB ACアダプタのような給電デバイスも登場している。しかし、PCやMacなどの場合、機種によっては給電能力が異なる場合がある。また、ケーブルによっても違いが発生することもあるという(本家/.、ITworld)。
USB 2.0規格で定められている給電能力はかつては500mAだったが、USB 3.0ではこれが900mAに拡大され、より大電力を供給できる「USB Battery Charging Specification」という規格も登場している。さらに、最近のMacでは充電に大電力を必要とするiPad向けに、大容量の電流を供給できるようになっている。
このような給電能力の違いは、電力計を使って調べることが可能だ。本家/.では、「The Practical Meter」というUSB電力計が取り上げられている。電力は5段階で表示され、1段階が1ワットを示しているとのこと。iPhoneを例に取ると電池残量0%から100%に充電するまで、最大(5ワット)の場合は1.5時間、最小(1ワット)の場合には8時間かかると計算できるという。
The Practical MeterはクラウドファンディングサービスであるKickstarterのプロジェクトとして資金調達に成功したとのこと。このプロジェクトでは電力が弱くても各種機器を最大電力で充電するため3in1ケーブル「Charging Tips」(Apple30ピン、micro USB及びmini USBコネクターが付属)の製品化も実現したとのことだ。
また、日本国内で手に入りやすい製品としてはCenturyのUSB Power Meterなどがある。
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