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ゴミを拾う機能は搭載しない「ゴミ箱ロボット」
記事提供元:スラド
あるAnonymous Coward 曰く、 東京ビッグサイトにて開催されていた2013国際ロボット展で展示されていた日本のゴミ箱ロボットがGizmagにて取り上げられている。豊橋技術科学大学の岡田研究室の開発するゴミ箱ロボット「Sociable Trash Box」は自分でゴミは集められず、人の手を借りて完成するロボットだという。あえてシンプルでチープなデザインをしているこのゴミ箱はヨタヨタと動き回り、ゴミの近くに移動し動きと音声で人にゴミを拾い入れてもらうよう「助けをお願い」する。
焦電型赤外線センサーで周囲の人物の有無を検知し、USBカメラと物体認識アルゴリズムの組み合わせでゴミを認識する仕組みとのことで、ゴミ箱の本体上部には左右に捻るためのサーボモーターと「お辞儀」などのために前後に曲げるためのサーボモーターが搭載されている。本体下部には移動のためのサーボモーターや周囲との距離を計るためのセンサー、PCボードやバッテリーが搭載されているとのこと。
このゴミ箱を開発した岡田美智男教授は「弱さを通じて生まれるコミュニケーション」や「共生」に注目、こういったロボットの開発を続けているとのことだ。
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