ホンダ、小型軽量な歩行支援機器の共同実験を米国の病院で開始

2013年11月16日 17:48

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記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward のタレこみより。ホンダの米国現地法人アメリカン・ホンダモーターが、シカゴのリハビリテーション専門病院で「歩行アシスト」の共同試験を開始したそうだ(プレスリリース)。

歩行アシストはけがや病気で歩行が不自由になった人や、加齢により脚力が低下した人の歩行を支援する機器。ASIMOでの歩行研究に基づき、股関節角度センサーのデータを使用してモーターを制御する協調制御技術を採用している。これにより左右の足の振り出しと蹴り出しのタイミングが改善されるほか、歩幅の拡大を促して楽な歩行を可能にしているという。小型軽量化してベルト着用式にすることで、さまざまな体格の人が利用可能となっている。重量はバッテリー込みで約6ポンド(約2.7キログラム)、1回の充電で60分以上の使用が可能とのことだ。 スラッシュドットのコメントを読む | テクノロジー | 医療 | ロボット

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