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スマホに隠されている「第2のOS」がもたらす危険
記事提供元:スラド
あるAnonymous Coward 曰く、
スマートフォンの「第2のOS」を狙った攻撃の可能性について、OSNewsが紹介している(GIGAZINE、本家/.)。
スマートフォンには携帯電話ネットワークとの接続を行うデバイスであるBaseband processorなるものが組み込まれているが、そこではリアルタイムOS(RTOS)が稼動している。ルクセンブルク大学のセキュリティ研究者ラルフ・フィリップ・ウェインマン氏が、QualcommおよびInfineonのBaseband processor用ソフトウェアを分析し、その結果Hayes command set(1981年に設計されたモデム用コマンド言語)を使ってリモートでコードが実行できたとしている。マイク、カメラを起動したり、電話やSMSなどのメッセージを送信することも可能になるとしている。
RTOSは通信機能を持つ機器にすべて搭載されているだけでなく、QualcommやInfineonといった一部の通信機器メーカーが独占的に供給していることが問題であるという。
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