GIMP for Windows 、ダウンロードサイトをSourceForge.netからftp.gimp.org に変更

2013年11月8日 06:00

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記事提供元:スラド

EarOwl 曰く、 GIMP for Windows のインストーラのダウンロード元がSourceForge.netからftp.gimp.orgに変更された。(GIMP のサイトの 2013-11-05 の News 『GIMP Windows Installers move from Sourceforge to ftp.gimp.org』)。

 理由として以下の 2点が挙げられている。

 不要なユーティリティへと誘導する緑の『ダウンロード』ボタンを持つ広告が見られるようになったこと。 
 フリーソフトウェアのパッケージにサードパーティ製品をバンドルする『SourceForge Installer』が導入されたこと。 「SourceForge Installer」については私はFileZillaで導入されたことで知ったのだが、私もその挙動には不満を感じ、FileZillaでは別途従来通りのインストーラも提供されていたためそちらを利用した。

 無料で提供されているサービスで広告から収入を得ることは一般的ではあるが、一方で広告が原因でそのサービスへの不満が生じることも多い。収益を確保するために止むを得ない部分もあるとは思うが、ユーザーの利便性と上手くバランスを取る方法は無いものだろうか。

 「SourceForge Installer」というのは、SourceForge.netが今年7月より実験的に始めたもの(SourceForge.netのブログ)。ソフトウェアのインストーラに「サードパーティの信頼できるソフトウェア」を同梱し、これをインストールさせることでソフトウェアの開発者側に収益が入るというシステムだそうだ。利用は強制ではなく任意で、希望するプロジェクトのみが利用できる。このブログでも「最大のパートナー」としてFileZillaが挙げられている。

 SourceForge.net側は「インストールされるのは安全なソフトのみ」「インストールするかどうかは分かりやすく確認される」「アンインストールも容易」などとしているが、非オープンソースなソフトウェア(現状ではAsk Toolbarが含まれるようだ)を同梱するということもあって評判はよろしくない模様。

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