(ブラジル)OGXペトロリオが破産申請、過去最大のデフォルト

2013年10月31日 10:11

印刷

記事提供元:フィスコ


*10:11JST (ブラジル)OGXペトロリオが破産申請、過去最大のデフォルト
ボベスパ指数のウエート5位だった石油・ガス大手OGXペトロリオ(OGXP3)はきのう30日、破産法適用を申請した。これにより、同社はボベスパ指数の構成銘柄から除外される。

ボベスパ指数は30日の取引終了後、残り銘柄のウエートをリバランスした。OGXペトロリオの株式売買は31日午前11時(現地時間)まで一時停止されるが、ボベスパ指数から除外された後も株式の売買を継続する見通しだ。

今回の破産法適用で総額36億米ドル(約3546億円)の社債がデフォルト(債務不履行)になり、ブラジルでは過去最大のデフォルト案件となる。OGXは申請の数時間前、唯一稼動しているマランハオ盆地に位置する天然ガス事業を売却したと報じられた。《ZN》

関連記事