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川崎重工、ボーイング社の次世代中小型民間航空機用発電システムの開発に参画
川崎重工業は24日、米ボーイング社、日本航空機開発協会(JADC)、日本精工とともに、ボーイング社の次世代中小型民間航空機用発電システムの国際共同開発事業に参画することを決定したと発表した。
同開発事業は、ボーイング社の次世代中小型民間航空機に搭載する発電システムの開発を行うもので、2015年度末までに実用化レベルの到達を目指す。JADCが開発計画を取りまとめ、川崎重工は発電システムの設計を取りまとめる。また、日本精工は要素試験を担当する。川崎重工は技術開発の初期段階から参画することで製品開発段階での優位性確保を目指す。なお、ボーイング社の次世代中小型民間航空機は2020年代後半の就航が予想されている。
次世代の中小型民間航空機では、燃費向上やCO2削減要求がより一層高まると予想され、航空機の電動化およびエンジンの高バイパス化や大容量化対応の発電システムが求められている。
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