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アップル 新型iPad air 11月1日発売へ miniもモデルチェンジ
アップルは、現地時間22日に米国・カリフォルニアで行われたイベントで、タブレット端末の新型iPad airを11月1日から、また、新型iPad miniを11月中に発売すると発表した[写真拡大]
アップルは、現地時間22日に米国・カリフォルニアで行われたイベントで、タブレット端末の新型iPad airを11月1日から、また、新型iPad miniを11月中に発売すると発表した。搭載が噂されていたiPhone5sで導入された指紋認証機能「Touch ID」は2機種とも見送られた。
新型iPad airは前モデルと比べ、よりコンパクトに20%薄く7.5ミリ、28%軽く約469グラムとなった。縦横のサイズは240×169.5ミリとそれぞれ1.2ミリ、16.2ミリ縮小された。先日発売されたスマートフォン、iPhone5sと同じCPU「A7」を搭載し、情報処理能力を向上させた。また、バッテリーの持ちを良くしている。前モデルと同じく高精細画面の「Retina」9.7インチのディスプレイを持ち、カメラは5メガピクセルで、1080pの動画の撮影が可能だ。カラーはシルバーとスペースグレイの2色。11月1日から米国や日本など41カ国・地域で出荷を開始する。Wi-Fiモデルの価格は16GBが¥51,800、32GBが¥61,800、64GBが¥71,800、128GBが¥81,800。
一方、新型iPad miniは、今回初めて、高精細画面の「Retina」を採用した。ディスプレイは変わらず7.9インチ。前モデルと比較すると、重量は308グラムから331グラムへとわずかだが増している。薄さも7.2ミリから7.5ミリと、やや厚くなった。縦横のサイズは変わらず200×134.7ミリとなっている。iPhone 5sと同じ「A7」チップを搭載し、カラーはシルバーとスペースグレイの2色。Wi-Fiモデルの価格は16GBが¥41,900、32GBが¥51,800、64GBが¥61,800、128GBが¥71,800。
また、LTE対応版も披露されたが、イベントで掲げられた世界地図の中に、ソフトバンクとKDDIのロゴマークを見つけることはできたが、NTTドコモのそれはなかった。ドコモの広報部によると「検討はしているが、現時点では何も決まっていない」とのこと。アップルとの交渉の有無についても「コメントできない」としている。
また、このイベントでは、これら新型2機種の発表以外にも、デザインや操作性が刷新されたアプリiLife、iWorkの紹介や、ノートブックタイプのMacBook Proの新型も発表された。(編集担当:久保田雄城)
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