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あいホールディングス Research Memo(6):前期の営業利益は上方修正値をさらに上回って着地(訂正)
*14:41JST あいホールディングス Research Memo(6):前期の営業利益は上方修正値をさらに上回って着地(訂正)
下記のとおり修正します。
(誤)大きな反動があった中では検討した結果
(正)大きな反動があった中では健闘した結果
■決算動向
(1)2013年6月期実績
(a)損益状況
あいホールディングス<3076>の2013年6月期決算は、売上高32,389百万円(前期比15.0%増)、営業利益4,974百万円(同40.4%増)、経常利益5,080百万円(同28.0%増)、当期純利益2,974百万円(同23.6%増)となった。
期初の予想は営業利益4,200百万円であったが、期中に4,850百万円に上方修正を行った。結果的には、これをも上回る好決算となった。主要因は、既設マンション向けのセキュリティ機器が大きく伸びたこと、米国子会社のシルエット(Silhouette)が手がけるコンシューマー向けカッティングマシンが大幅に増加したことである。
セグメント別の営業利益および主要セグメントの状況は以下のようであった。
・セキュリティ機器
売上高は7,713百万円(同31.0%増)となり、営業利益も2,291百万円(同138.2%増)へ大幅増となった。この主要因は、ここ数年注力してきた既設マンション向け売上高が好調だったこと。また、マンション向けの総導入件数は3,500件(前年比+454件、37.4%増)と大幅増になったが、新規・自社更新分、どちらも好調であった。一方で、法人向けBP部門も富士ゼロックスを始め代理店販売が好調であったことから、部門の増収に寄与した。
・カード機器及びその他事務用機器
セグメントの営業利益は570百万円(同3.2%減)となったが、特に「カード機器」が大きく減ったのが主要因。ただしこれは、前年度(2012年6月期)に某地方銀行向けに特需があったことによる反動。その一方で、カード発行機以外に病院向けの再来受付機や自動精算器等の商品の品揃えを強化したことや、鉄骨系CADの販売が新製品の寄与により好調であったことから、部門全体としては、前年からの大きな反動があった中では健闘した結果と言えよう。
・情報機器
セグメント営業利益は809百万円(同16.2%増)となったが、伸びの中心となったのはシルエットが手がけるコンシューマー向けカッティングマシン。この部門は前述のように本体機器の販売に加え、機器を購入した顧客を「会員」として取り込み、これらの会員に対して各種コンテンツ(図柄等)も販売している。売上高では本体が大きな割合を占めるが、利益面ではコンテンツの寄与が大きい。かつてのゲーム機器メーカーのように、本体販売増⇒会員増⇒コンテンツ販売増⇒利益増のビジネスモデルが出来ている。
シルエットの2013年6月期売上高、営業利益はともに順調に拡大しており、セグメント利益増に大きく貢献した。
・設計事業
設計事業の営業利益は715百万円(同8.9%増)となった。特別に大きな伸びではないが、耐震診断関連の好調な受注に支えられ業績は順調に推移している。引合い自体はかなり多いが、技術者の数に限りがあるため一部単発ものの依頼は断っているようだ。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島昇)《FA》
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