NY金:続落で1308.6ドル、失速が続き1304.6ドルまで下落

2013年9月14日 07:03

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記事提供元:フィスコ


*07:03JST NY金:続落で1308.6ドル、失速が続き1304.6ドルまで下落

NY金は続落(COMEX金12月限終値:1308.6 ↓22.0)。8月の雇用統計後に35ドル程急伸したが、1393.6ドルまで上昇した後は積極的な買いの動きに欠け、12日には1326ドルまで、13日には1304.6ドルまで下落している。

資産購入縮小の行方に関しては、17-18日の連邦公開市場委員会、その後のバーナンキ議長によるプレスカンファレンスが1週間後に迫っている。市場では、100から150億ドル規模の小規模の縮小を見込む声が多い。ウエルズファーゴ(WFC)の元CEOコバセビッチ氏 はCNBCにて13日、縮小は今開始されなければならない、100-200億ドル規模を見込んでいると発言している。

縮小サイズ見込みは、クレディ・スイス(200億ドル)、ゴールドマンとクレディ・アグリコルとウニクレディト(100億ドル)、シティ(100-150億ドル)、BNPパリバとバンク・オブ・ニューヨーク・メロンは「依然延期される可能性高いと見ており、10月開始を予想」となっている。ウォール・ストリート・ジャーナル紙のヒルゼンラス氏は「難しいが、現在の経済状況を踏まえれば縮小延期のシナリオも考えられる」と発言している。《KO》

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