ディスプレイ表示より紙のほうが情報の理解度が高いという実験結果

2013年9月13日 13:59

印刷

記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 旧聞とになるが、凸版印刷の関連会社であるトッパン・フォームズは、近赤外光イメージング装置を利用し、ダイレクトメールに接したときの脳の反応を測定する脳科学実験を行ったそうだ。この実験の結果、同じ情報であっても紙媒体(反射光)とディスプレー(透過光)では脳は全く違う反応を示しすことが分かったという(トッパン・フォームズの発表)。

 その結果、紙媒体の方が前頭前皮質の反応が強く出ており、ディスプレーよりも紙媒体の方が情報を理解させるのに優れていることや、ダイレクトメールは連続的に同じテーマで送った方が深く理解してもらえることなどが確認されとしている。

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